【完】俺様生徒会長と契約恋愛。







一体どういう風の吹き回しなんだろうか……。



あたしなんかしたかな??



考えてみたけど、まったく思い当たる節がない。



「こんなにキレイな場所、きっとほかにはないんだろうな」



「そうですね。ずっとここにいたいくらいキレイです」



生徒会長の言うように、ここはたしかにキレイで神秘的な場所。



それにあたしに元気と勇気を与えてくれる場所になりそう。



―――――生徒会長とあたしだけの特別な場所。



そんな場所を見つけたあたしたちは、しばらくの間ずっと花畑を見つめていた。



生徒会長と過ごしたこの時間は、なんだかあっという間だった。
< 155 / 280 >

この作品をシェア

pagetop