【完】俺様生徒会長と契約恋愛。
答えを探そうと必死でしがみついてみても、結局は見つけることができない。
目の前に見る残酷な現実。
あたしはなにがしたいのかな。
なんで泣いてるのかな。
なんで生徒会長のこと考えただけでこんなに胸が苦しくなるのかな。
痛くて仕方ないよ。
あたしを助けてほしいよ……。
―――――気付いたらあたしのそばには、いつも生徒会長がいた。
どんな時もずっと一緒だった。
……もしそれが、たとえ契約恋愛だとしても。
あたしは生徒会長のそばにいられることが嬉しかった。
いつしかあたしの中では、ずっと大きな存在になってた。