【完】俺様生徒会長と契約恋愛。

小枝があたしの背中をさすってくれる。



「うわぁーん……!!」



どうしよう。涙が止まらないよ……。



「もうどうしたんだよ、夕莉。なんで泣くのー」



「あたし……あたしっ」



あのあと家に帰ってから、ひとりでずっと反省していた。



生徒会長に言い過ぎたと反省して、あたしすごくサイテーなことしたと思った。



生徒会長を責めてばっかりで、あたしの気持ちを押し付けていた。



生徒会長はあたしのことなにもわかってないって言ったけど、実際あたしのが生徒会長のことなにもわかってなかった。



……あたしはやっぱりサイテーだ。