【完】俺様生徒会長と契約恋愛。







「ありがとな」



「はいっ」



嬉しそうにあたしを抱き寄せる生徒会長。



その腕の中は温かくて、温もりがあった。



―――――本日、契約恋愛終了。



これからはもう偽物じゃなくて、本物の恋。



あたしはこれから、生徒会長だけに着いていく。



生徒会長のそばでずっと笑っていたいな。



ねぇ、生徒会長……??



あたしにはもう生徒会長がいるから、なにも怖くないよ。



だからずっとあたしのそばにいてね。



生徒会長が大好きだから。



「……んっ」



生徒会長の甘いキスに思わず目を閉じる。



それはもう甘くて優しいキス。
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