【完】俺様生徒会長と契約恋愛。
「……生徒会長」
「なんだ??」
「好き……です」
ビックリした。
まさか突然そんなこと言い出すなんて思ってなかったから。
「……夕莉??」
「大好き、なんです」
そう呟く夕莉は少し真っ赤になっていた。
「……ありがとな」
「はいっ」
恥ずかしいからあんまり口には出さねぇけど、俺も夕莉がすげぇ好き。
離したくないし、これからもずっとそばにいたい。
「―――――雅人」
「っ……!?」
その声に真っ先に反応したのは夕莉だった。
「……なんだよ」
夕莉を俺の背中に隠す。