【完】俺様生徒会長と契約恋愛。
そして今日1日、色んな女の子のいたーい視線を浴びながら過ごしたのは言うまでもない。
―――――…
ついに迎えた放課後。
わたしは生徒会長がいる生徒会室の前に立っていた。
なぜかと言われても、生徒会室にこいとメールで言われたからきただけの話だけど。
なぜかはわからない。
「……失礼します」
恐る恐る生徒会室に入ると、生徒会長はソファーに座ったままあたしに目を向けた。
「おせぇ。5分も遅刻だ」
「えっ……そんなこと言われても。先生に呼び出されたんですよ」
「なんかしたのか??」