【完】俺様生徒会長と契約恋愛。
「……うぜぇっつーの」
「…………」
今生徒会長の周りに黒ーいオーラが見える。
あれは完全に不機嫌だと思われるが。
「あのっ、生徒会長」
「んー??」
「……いっ、いえっ」
いつもの生徒会長に戻ったー!!
「早くしろよ」
「すっすいません」
急いで靴に履き替え、生徒会長のもとに駆け寄る。
「……よし、行くか」
「はいっ」
あたしは生徒会長の後をくっつくように歩く。
それでもやっぱり、すれ違い様にあたしを睨む女の子はたくさんいるみたいだ。