君がくれたもの


後はしっかりこの家を守って行く事だと思ってる


『龍ー!ご飯!』


「おー、今行く!」



リビングに行くとお椀にご飯をつぐおふくろの後ろ姿が見えた


ちょっと贅肉で広くなった背中。


その背中は温かくいつも俺を待ってくれてる気がした


4人がけのテーブルに置かれたトロトロの角煮に手をつける


「うま…」


『これはなぁ、母ちゃんの得意料理の一つなんよ!まずい何て言わせんで』


何気なくいつも過ごしてる飯の時間


俺にはとっても落ち着く時間だった



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