彼女の10円。
「お前ら明日から冬休みだろ?」

「うん♪」

「ラストまで働くか?」

「マジ!?いいの!?」

「まぁ学校にバレなきゃ問題ねぇだろ♪」



ラストまでは夏休み以来。



2時過ぎまでだ♪



俺と拓は大喜び。



でも今日は22時で終わり。



俺は帰って純に報告。



「よかったな♪」



最近純は俺の理解者になりつつある。



俺のバイトに関しては何も口を挟まないし、夢を話した時も応援してくれた。



「太一、あたし先に寝てると思うケドごめんね?」

「純が気にする事じゃねぇよ。俺が好き勝手やってんだから。」



純はいい女だと思う。



「純、あのさ、明後日クリスマスなんだけど…。バイト…。」

「じゃあ飲み行く♪」



俺は少し申し訳ない気持ちになった。


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