彼女の10円。
気になって授業どころじゃねぇ!!



純に会って確かめたい。



もう1回会った時に、俺はどう思う!?



俺はいてもたってもいられずに午後の授業をサボって純のコンビニに行く事にした。



「いらっしゃいませ~」



純じゃなかった…。



俺、バカみてぇ…



何サボってんだよ…



俺は雑誌コーナーで、雑誌を立ち読み。



今家に帰ったら確実に康子に怒られる。



康子はかぁちゃん。



いつもは優しいけど、キレるとお小遣いをもらえなくなる。



それは避けたい。



俺はひたすら雑誌を読んだ。



たまに携帯を開いて拓にくだらないメールを送ったり。



サボるんじゃなかったな…



雑誌を読むのもそろそろ飽きてきた。



今日の晩メシ何かなぁ…



そんな事を考え始めた。



ジュースでも買って外で時間潰すか!!



俺は雑誌を閉じた。


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