彼女の10円。
「158円お預かりします。」
ドキッ
ドキッ
「10円のお返しです。ありがとうございました~」
今度は少し棒読みじゃない。
俺は純から10円を受け取り店を出た。
外に座ってジュースを飲む。
はぁ…。
好きだよな…
相手はあの純。
ありえねぇ…
「太一、これ、この前のお詫び。」
急に上から声がしたと思ったら、純が俺を見下ろしてた。
純が差し出した手には俺が吸ってるタバコと同じ銘柄のタバコ。
「純!?」
「太一のタバコってこれでしょ?いいから早く受け取って。店長に見つかったら困る。」
「あ、ありがと…」
俺がお礼を言うと純はニコッと笑ってコンビニの中に入って行った。
ドキッ
ドキッ
「10円のお返しです。ありがとうございました~」
今度は少し棒読みじゃない。
俺は純から10円を受け取り店を出た。
外に座ってジュースを飲む。
はぁ…。
好きだよな…
相手はあの純。
ありえねぇ…
「太一、これ、この前のお詫び。」
急に上から声がしたと思ったら、純が俺を見下ろしてた。
純が差し出した手には俺が吸ってるタバコと同じ銘柄のタバコ。
「純!?」
「太一のタバコってこれでしょ?いいから早く受け取って。店長に見つかったら困る。」
「あ、ありがと…」
俺がお礼を言うと純はニコッと笑ってコンビニの中に入って行った。