彼女の10円。
「いらっしゃいませー」



純だ…



純はまだ俺に気づかない。



俺はいつも通りジュースを持って純の待つレジへ。



「太一…」

「よぉ♪純♪」



普通に…



「148円…」

「はい。ねぇ、俺と付き合って♪」

「ありがとうございましたー」



シカトかっ!?



「俺、純が好き♪だから毎日来る。純が俺を好きになってくれるまで。」

「くんなよ…」

「じぁね♪また明日♪」



俺はコンビニを出てため息…。



普通だった?



くんなって言われた…。



結構ショック…。



でも俺は頑張るよ。



また明日ね。



純…。



俺はそれから毎日コンビニでジュースを買う。



純は冷たい態度のまま…。



もうすぐ1ヶ月。



やっぱり無理なんかな?


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