彼女の10円。
「太一も入ってきたら?」



純が風呂から上がって来た。



まだ濡れてる長い髪が更に俺をドキドキさせる。



ねぇ、泊まるって事はさ、そのね、アレだよね?



純もさ、一緒に寝るって張り切ってるじゃん?



いいのかな?



俺は一人で悩み考え、悩み考え…



取り合えず風呂に入った。



「太一、ゲームしよ♪」



俺は純の部屋にあるゲームをする。



格ゲー。



純はヲタか!?



「太一弱すぎ!!相手になんねぇな♪」



強すぎる純…



これは男として黙ってられない。



「もう1回!!」



そしてまた



「やったぁ♪また勝った~♪」



くそっ…



「純、もう1回。」

「ヤダ♪太一弱すぎ!!」

「次で最後!!」

「じゃあ次負けたら肩揉んでね♪」

「わかった。じゃあ俺が勝ったらキスしていい?」


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