彼女の10円。
秘密
「おはようございま~す」

「イチ、拓もう来てるぞ♪」



裏から店に入ると既に拓が着替えて店内の掃除をしてた。



「イチ、着替えたらグラス拭いて。」



俺はすぐに着替えて仕事に取りかかる。


「やっぱ2人もいると早いな♪」



開店前の準備は結構すぐ終わった。
俺たちはタバコを吸いながら休憩。



「春輝さんって彼女とかいるの?」

「おぅ、いるいる♪」

「春輝さんの彼女だから美人なんでしょ?」

「まぁね♪」



春輝さんにも彼女いるんだ。



「お前らは?」

「俺は健太先輩の妹と付き合ってる♪」

「健の妹!?まさか健似!?」

「いや、似てないっスよ!!超かわいいし♪イチは20歳のコンビニ店員と付き合ってんだよな♪」

「マジ!?俺の彼女も20♪」



春輝さんが年下と付き合ってるとは…。


以外だった。



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