彼女の10円。
店も開店して段々忙しくなる。



「イチ、ちょっと近くのスーパーでオレンジ買ってきて!!」



俺は春輝さんから金を受け取り近くのスーパーでオレンジを買った。



急いで店に戻る。



「純!?」

「来てやったよ♪」



店に帰ると、バイト帰りの純がカウンターに座ってた。



「イチ!!純ちゃんってあの純ちゃん!?すげぇ美人じゃん!!」



拓は初めて見る俺の彼女に少し興奮。



「純ちゃんって言うんだ。イチの彼女?」

「そうです♪春輝さんですよね?太一がお世話になってます!!」



純は春輝さんに軽く頭を下げた。



保護者みてぇだな…



「じゃあコレ、特別サービスね♪」



春輝さんは純に1杯のカクテルをくれた。



それから俺は純を気にしながらも一生懸命働いた。



< 79 / 171 >

この作品をシェア

pagetop