彼女の10円。
初めての気持ち
今日はバイトが休み。



俺はひたすら純の帰りを待つ。



「ただいま♪」

「お帰り♪メシ食う!?」

「食う!!」



俺は純が帰ってきてから一緒に俺の作ったメシを食う。



「うま~い♪太一天才♪」

「まぁね♪って春輝さんに教えてもらった♪」



俺は最近春輝さんから料理を教えてもらってる。



純の料理は恐怖以外の何者でもないからな…。



「ごちそうさまでした♪風呂~♪」



純は皿も片づけずに風呂に入りに行った。



しかたないから俺が皿洗い。



「ビールでも飲もうかな♪」

「1人でずるくね?」



純は風呂上がりにビールを飲んでる。



「俺にも頂戴♪」



俺は純の飲みかけのビールを飲んだ。



苦い…



「もういらない…」

「ガキ♪」



そう言いながら純はビールを飲み干した。


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