学園奉仕活動
「ええっ・・・・・・そんなっ・・・・・」


「虐待だぁ・・・・・・」


悲しみに沈む、ロピアンと寝子。


危なかった・・・・・・・


もうすぐでこの二人は禁忌を犯すとこだったが、なんとか阻止できた、俺が居なかったら、この二人は偽りのヘブンで満足していたに違いない・・・・・・・



「ふぃ〜〜。危ない危ない。ほんと危ない」


と、勲章である額の汗を拭っていると、隣に居るゴリラが話し掛けてきた。


「お前、今日はなんや?断食の国の人か?ちょっと酷いぞ」


非難めいた視線を向けてくる、ゴリラ


「ほんとだよ・・・・・・・」


「酷いです・・・・・・・」


ゴリラと同様の視線を向けてくるロピアンと寝子・・・・・・・


だが、これを聞けばこの三人も変わる筈だ。


「何故、こんなことをしたか。それは、お前達の為でもある・・・・・・」



「俺等?」


「僕達?」


「What?」


目を丸くする三人に頷き、言葉を続ける。



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