学園奉仕活動
「何故なら・・・・・・・・・貴殿等を今から駅前の『拉麺忍肉屋』に連れていくからだ!」


ジャジャーーン!!



と言う感じに決まった



これで、コイツ等も来る気まんま――――――



「いや、抜け出すのは・・・・・・なあ?」


「うん。禁止されてるし、多分無理だと思う」


「ですよね・・・・・・・」





うわぁー・・・・・・・


ノリわりぃ・・・・・・



なんだコイツ等、これで奉仕活動部の一員なのか?そんなんじゃ、駄目だ駄目だ駄目だ!!!



「禁止されてるからなんなんだっ!!そんな弱腰じゃ、社会に出てから右に習えの人生になっちまうぞ!」


俺は身振り手振り、三人の腐りきった魂に訴えかける様に言う。



「そう言われても、門で先生見張ってるし、抜け出すのは難しいで。それに何より、俺の腹は限界を越えつつある」


「僕もだよ・・・・・・・・・今日は、体育があったし、堪らなくお腹減ってるんだ・・・・」


「僕も・・・・・・今日は・・・・・・ああ!ばっちゃんの声が・・・・・・」


腹を押さえ、前のめりになる三人


キャッツに至っては、お婆ちゃんの幻聴が聞こえるみたいだ・・・・・・・




って・・・・・・・・あれ?
昨日の帰り「これから、ばっちゃんとレスリング」とか言ってた気がするが・・・・・・?



ま、まあ、それはいいとして、伝家の宝刀と言うべき言葉を出すしか無いみたいだな。




「オホンっ!え〜君達はだね〜。この言葉を知っているかい?」



「・・・・・・・なに?どんな言葉?」


うわっ、ゴリラの奴目がイッテやがるっ!てか、どんだけだよコイツ等・・・・・。
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