学園奉仕活動
「ホントですかっ!?うわぁ〜カッコいい!カッコいいです!パライダー姐さん!」

「むっ・・・・・ま、まあな。それが女と言うものさ」


「それが女とまで言いますか?いやぁ、それは是非ご一緒したいです!」



「なっ・・・・そ、それは・・・・・」


付いてくるのっ・・・・・・!?

いやっ、駄目、駄目、駄目だっ!駄目だろう!?本当に飛ばなきゃならないじゃないか!!そもそもパラグライダーなんかしたこと無いし!!


「駄目・・・・ですか?」


上目遣いでそう言う、恋。

「うっ・・・・・・・」


なんてことだ・・・・・・


同じ女でも、こんな目をする恋は破壊力抜群だ・・・・・・


「い、いや。良いに決まってるじゃないか。このパライダー姐さんに付いてきなさい」


「はい!何処までも御供します!では早速行きましょうっ!」


「あ、ああ・・・・・・」


再び、なんてことだ・・・・

これじゃ、私もかなりの変態じゃないか・・・・・



「とほほ・・・・・・・」


なんて、百太郎辺りに「何時代だ?」とか言われそうな言葉を吐きつつ、私はルンルンと先を行く恋の後を追った。


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