学園奉仕活動
「いったっ・・・・・・・」



「いや、当たり前やろ」



「くそっ・・・・・・」

ジジイへの感謝を込めに込め、昂っただけなのに何故殴るんだ・・・・・・・出席簿とか反則だ!センコーのリーサルウェポンじゃないか!私は断固反対だ!!


だかまあ・・・・・・・



貴方がそう来るなら致し方無いっ!



「ふんふんふんふんふんっ・・・・・・」


「お、おい、お前っ」


「うるさい・・・・・これは戦争だ」


「いや、なんか分からんけど、ちょっと止めろって」

「自由を取り戻す戦いだ・・・・・・僕はこの手で・・・・・」

「いや、ちょっ、マジ止め―――――」


「よし!できた!」


「お前、ちょっ――――」

「いくわよっ!そーーれっ!」



やっぱりね、平和を願うだけじゃ駄目だと思う、願いプラス行動が必要なんだ


それに気付けた今・・・・・・・・僕は前までの自分に、さよならをしないといけない・・・・・・



・・・・さよならをして新しい自分こんにちはさ


ははっ、おかしいよね


気持ち一つでこんなにも人って変わるんだ


でも、後悔はないよ


この手で平和を取り戻す為に僕は戦う!



「うおぉりゃーっ!!死ねぇ愚民っ!」


大きく振りかぶり、我の手から消しゴムのカスという物の集合体が飛び出し



そのダークマターとも言える黒い凶器は一直線に教師へ




一直線に教師の尻へ





教師の尻へ






バシッ!


「いたっ!」


「よっしゃっ!ざまあみろ!おい!」



やったぜ、じいさん!!見てたか?



俺が放った玉は見事命中したよ!



女子の頭にっ!



「えっ・・・・・・・」



女子の頭っ!?


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