学園奉仕活動
「ちょっと待てっ!私は高笑いなどしていないっ!」

「はっはっは。誰に言ってるんだ、お前は。ふははは」


物凄い邪悪に笑うアリス。

「ち、違うっ!!私じゃない!百太郎だっ!」


「だから誰に言ってるんだお前は。ふははははは」


「ちょっ、お前等職員室やぞっ。うるさくするなっ、はよ来いっ」

ゴリラがそう言い、手招きする。


「オーケー、直ぐそちらに向かう。直ぐにだ。待ってろ。でるたアウト」


「誰やねん、お前」


駆けつけてやったのに、そんな事を言う、ゴリラ。

つれない奴だな、ホントにまったくっ。



「まあ、そんことより・・・・・・・だ」


じろさんの元へ来てみて、気付いた事がある



それは・・・・・



「ロピアンと寝子、どうしたんだ?」


怒られて沈んでるとは違う、なんと言うか、母親にお使いを頼まれて、断ってもどうせ行かされる、断らなくても行かされる、そんな理不尽な縦社会に不満を抱きつつも「しょうがないや」と、しょうがなく無いのに自分に言い聞かせてる様な・・・・・・・よく分からないが、じろさんの話は、かなりダルい話なのかもしれない。




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