学園奉仕活動
「はぁ〜・・・・・・・」


よく見ると、ゴリラもかなりダルそうな雰囲気だし


てか溜め息吐いてるし。


「いや、それが・・・・・・・とりあえず、ヤバいぞ。百太郎」

質問に答えずそんなことを言う、ゴリラ。


その隣で、ロピアンと寝子も頷いている。


なんだと言うんだろうか?非常に聞きたくない、聞きたくないが・・・・・・


「なに?」


聞いちゃったよ、しかしこれ、おい。


「それは俺っちが話してやるぜぇ。途中だったしなぁ」

俺やゴリラ達、五人に囲まれ、自分の椅子に短い足を組みながら座っている、俺っちこと、じろさんが話してくれるらしい。


「そうか。頼んだぞっ、俺っち」


肩に手を置いてみた。


「言われなくても話してやるぜぇ。てめえが、黙って大人しくすればなぁ」


じろさんが鬱陶しそうに俺の手を退けて睨んできたので、流石に黙って大人しくしようと思う。


「もう一回初めから言うとだなぁ。てめえら五人には、奉仕活動部を立ち上げてもらうぜぇ」



「ほ、奉仕活っ!?」


「じろさん、マジなん?」


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