学園奉仕活動
「ブラボーーッ!」


「・・・・・・・・・」


黙ります、すいません


そんなに睨まないで、お願い、頼むから。


「ああ、奉仕活動部でぇ。マジだぜぇ」


「でも、何で俺等なん?」

ゴリラが、皆が知りたいであろうことをズバリ聞く。


「その、一年の兄ちゃんや鬼白は、まあ関係ねぇっちゃねえんだが・・・・・・」


そう言い、ゴリラ、ロピアンと視線を向けた後、俺を見据えるじろさん。


「この三人。特に、百太郎と絡んじまった事を後悔するしかねえなぁ」


「お、おいおいっ、失礼だな君。触れるな危険じゃあるまいし」


「何を言ってやがる、散々悪戯しやがって。今日の放送だって一度や二度じゃねえだろぉ。バカ野郎が」


じろさんの言葉を聞いて、驚くアリスと寝子、苦笑いするロピアンに、顔を背け肩を震わすゴリラ。


そう、一度や二度じゃ無い。


内容は違えど、五回は確実にしたことがある、勿論ロピアンとゴリラを連れて。


「音楽室の絵を取り替えたり、異臭騒ぎを起こしたり、俺っちの机を片付けさした時もっ・・・・・」


じろさんはあの時の事を思いだし、怒りに震えている。


そう、あの時・・・・・



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