学園奉仕活動
「男女の営みの本がわりとある・・・・・・」



そう、古臭く言うとビニ本が5、6冊あり、没収したのか買ったのか、まあ、後者だと思うのだが・・・・・・・



それで、真面目な俺はじろさんの為にも


「本は、本立てにね」


机の上の本立てにちゃんと置いてあげた、授業で使う教科書やらを挟む感じで。




と、まあ、そう言うことがあり、後にじろさんは、女性の教職員の方々には白い目で見られ、校長には怒られ、俺には怒鳴り、まあ首にならなかったのは良かった、あの時は流石にやり過ぎたかなと思ったしな。



「何があったんだ?」


こう言う話は、一番苦手そうなアリスがじろさんに問う。



あ〜あ〜〜、知らないって罪だね。


「な、なんでもねえっ。特に鬼白には、な、なんでもねえんでぇ」


じろさんも、それを知ってか自分で少し出しておいて引く。


ナイス判断、次郎さん。

「と、とにかくでぇ。この学園のバカは更正すべきってんでぇ、奉仕活動部を立ち上げさせるんでぇ」


お、おいおい、次郎さん。


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