犬とお姫様
「─…っ!」

優衣は腹を立てて店から出て行った。
握り締めた伝票と代金を、外で閉店準備をしていたアルバイトに渡す。

苦々しく思いながら。
バイクのエンジンをかけた。
< 27 / 200 >

この作品をシェア

pagetop