STEP UP
あの日から数日が経っていた。
毎日昼休みにはネイルチップを作るわたしの隣に山丘くんがいたのにいまはいない。
いつも2人だった教室には女子生徒が2人とわたし。
わたしも友達がいたらあぁなのかな
そんな事を思って2人の会話を聞いていた。
「何か最近あず可愛くなった??」
「え?やっぱ分かる!?」
「分かるよw何か入学したときより垢抜けてるww」
「実はさ、YTなんだ」
「は?YT??」
「実はここだけの話、YTっていう謎の男子生徒が女子生徒を改造してイメチェンしてくれるっていうのを先輩に聞いてさ…」
「まじで!?」
まるでわたしなんか存在しないように秘密の話を喋る続ける生徒。
「それでね、あたしも高校デビューってわけ!」
「えーいいな。あたしも改造してほしい!!あず紹介して!」
「でもね、依頼を受けるか受けないかはYT次第らしくて…」
「なにそれ。でも、あずは改造してもらったんでしょ?」
「まぁねw」
「てか、その謎の男子生徒の正体知りたいんだけどww」
「それが会った時もお面してて声も男!ってだけで分かんなくてさぁ」
「じゃあ先輩に聞けば分かるくない?」
「先輩も噂で聞いたっぽいし誰も正体は知らないんだもん」
「はぁあ?それ謎過ぎw気味悪いわ。」
「でも本当に実力は凄いんだってば!!」
「じゃあ、あずは正体不明の男子生徒にどうやって会ったの!?」
「図書室の1番奥の棚に箱があるからそこに自分の写真と依頼内容、連絡先を入れるだけ。」
「あたしやってみようかなw」
わたしはその会話を真剣に聞いてしまっていた。
毎日昼休みにはネイルチップを作るわたしの隣に山丘くんがいたのにいまはいない。
いつも2人だった教室には女子生徒が2人とわたし。
わたしも友達がいたらあぁなのかな
そんな事を思って2人の会話を聞いていた。
「何か最近あず可愛くなった??」
「え?やっぱ分かる!?」
「分かるよw何か入学したときより垢抜けてるww」
「実はさ、YTなんだ」
「は?YT??」
「実はここだけの話、YTっていう謎の男子生徒が女子生徒を改造してイメチェンしてくれるっていうのを先輩に聞いてさ…」
「まじで!?」
まるでわたしなんか存在しないように秘密の話を喋る続ける生徒。
「それでね、あたしも高校デビューってわけ!」
「えーいいな。あたしも改造してほしい!!あず紹介して!」
「でもね、依頼を受けるか受けないかはYT次第らしくて…」
「なにそれ。でも、あずは改造してもらったんでしょ?」
「まぁねw」
「てか、その謎の男子生徒の正体知りたいんだけどww」
「それが会った時もお面してて声も男!ってだけで分かんなくてさぁ」
「じゃあ先輩に聞けば分かるくない?」
「先輩も噂で聞いたっぽいし誰も正体は知らないんだもん」
「はぁあ?それ謎過ぎw気味悪いわ。」
「でも本当に実力は凄いんだってば!!」
「じゃあ、あずは正体不明の男子生徒にどうやって会ったの!?」
「図書室の1番奥の棚に箱があるからそこに自分の写真と依頼内容、連絡先を入れるだけ。」
「あたしやってみようかなw」
わたしはその会話を真剣に聞いてしまっていた。