Best Friend


「そろそろだ」


時間はもうすぐ8時。



あたしたちはよく見える場所に座った。



「10!………9!………8!………」


カウントダウンが始まった。


理奈もあたしもカウントダウンをする。



「3!………2!………1!………」


―――ドーン!

―――ドドーン!



花火が打ち上がった。


夜空に咲く明るい花。


数百発も打ち上がった。



あたしも理奈も終始笑顔だった。




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