レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
「あ。お手洗い、行ってくるから、待ってて!」

咲良お姉ちゃんはいきなりそう言い出して、近くのお手洗いに向かった。


「未良ちゃんって、今何年生?」

「あ、高2です」

「へえ、1個違いなんだ?」

 ……?

なんか、川嶋さんとの距離が近い気が……。


「……、俺。未良ちゃんに一目惚れしちゃったっぽい」

「え?」

い、いきなり、何?


私が動揺していると、川嶋さんは私の唇を唇で触った。


「……!?」

「ごめん……。でも、俺、一度本気になっちゃうと、あきらめきれないたちなんだよね」
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