レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
 * * *


「そっか。川嶋がそんなこと……」

家に着くなり、お姉ちゃんは相談に乗ってくれた。


「……とにかく寝な。ね?」

ベッドまで運ばれて、無理やり布団に潜らされた。


「明日、川嶋にはキツく言っとくから。だから、安心して寝なよ?」

お姉ちゃんは優しく笑ってくれて、部屋を後にした。


 ……大丈夫、だよね。

私、信じてるよ?

実保ちゃんも……、本多君も。


私は静かに、目を閉じた。
< 127 / 216 >

この作品をシェア

pagetop