レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
しばらく、実保ちゃんは黙ってしまった。


うそ、否定……してくれないの?


「……実保ちゃん?」

「……。ごめん」

何がごめんなの?

何が……?


私、全然わかんないよ……。


「実保ちゃん……、なんで……?」

それでも、実保ちゃんは首を振って、謝るだけ。


「……実保ちゃんのこと、信じてたのに……!」

私は泣きながら実保ちゃんに言い放って、走り去った。


実保ちゃんのバカ……。

私、信じてたんだよ?

実保ちゃんは私の大好きな友達だから。


だけど、実保ちゃんは違ったのかな?
< 129 / 216 >

この作品をシェア

pagetop