レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
私、うぬぼれていいのかなぁ……?

本多君も私と同じ気持ちで、好きなんだってこと。


私は、本多君のことが大好きだよ?

大好き……。


本多君の顔に自分のそれを近づけて、……キスをした。

自分のこの、精いっぱいの気持ちが伝わるように……。


「――ん……」

え?


本多君の口が動いたので、さっと離れる。

すると、本多君は目を覚ました。


「あれ……、未良……?」

「はい」

「……俺、夢見た。しかも、いい夢。未良が俺にキスしてくれてた。めちゃくちゃ、柔らかかった……」

本多君は顔を少しずつ、赤く染めていった。
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