レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
*はじまりの指導
――昨日はひょっとして夢なんじゃないかって、何度も思った。
「お、菅原。はよ」
「えっ? あ、お、おはようございます……っ」
通学路を歩いている途中、本多君があいさつしてくれた。
いつも本多君はみんなにあいさつしていくけれど、私にはしてくれていなかったので、うれしかった。
「今日は遅刻してねぇんだな?」
本多君が話しかけてくれてる。
この上ない幸せが、私を包む……。
「放課後、例のあれすっから」
教室に入る手前、本多君はそうつぶやいた。
「お、菅原。はよ」
「えっ? あ、お、おはようございます……っ」
通学路を歩いている途中、本多君があいさつしてくれた。
いつも本多君はみんなにあいさつしていくけれど、私にはしてくれていなかったので、うれしかった。
「今日は遅刻してねぇんだな?」
本多君が話しかけてくれてる。
この上ない幸せが、私を包む……。
「放課後、例のあれすっから」
教室に入る手前、本多君はそうつぶやいた。