レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
「……っ、だってぇ……、お姉ちゃんとお出かけしたら、……っく、本多君と実保ちゃんが……楽しそうにしてた、からっ」
「……、見てたんだ」
「だか、らっ、……本多君、実保ちゃんと付き合ってるんだって、……思ってて」
「はあ? 俺、陣内のこと、そんな目で見たことねぇし」
そう言って、頭を優しく叩いてくれる。
「ありがとうございます……、本多君」
「ん? 礼なら、こっちがいい」
「え?」
抱かれていた体から離れて、肩に本多君の手が置かれる。
そして、本多君の顔が近づいてきた。
「……」
優しく、触れただけのキス。
一瞬の出来事だったのに、私にとっては長く感じられた。
「……、見てたんだ」
「だか、らっ、……本多君、実保ちゃんと付き合ってるんだって、……思ってて」
「はあ? 俺、陣内のこと、そんな目で見たことねぇし」
そう言って、頭を優しく叩いてくれる。
「ありがとうございます……、本多君」
「ん? 礼なら、こっちがいい」
「え?」
抱かれていた体から離れて、肩に本多君の手が置かれる。
そして、本多君の顔が近づいてきた。
「……」
優しく、触れただけのキス。
一瞬の出来事だったのに、私にとっては長く感じられた。