レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
「入っていいぞ」
「は、はい。お邪魔、します……」
勢いでうなずいてしまったから、ここまでのこのこと着いてきちゃった。
2回目の、本多君のお家。
そして、本多君の部屋。
相変わらず、お家は大きい。
……でも、今日は指導のときとは違う。
今日は彼女として、……お泊まりもする。
そう思うと、心臓は走ったあとのように速く脈を打つ。
「……未良、ちゃんと親に言ってきたか?」
「あ、はいっ。今日から明日まで、実保ちゃんの家に泊まるって知らせました」
お母さんたちには、まだ本多君のことを話していない。
やっぱり、恥ずかしいし……。