レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
「未良が風邪引いたっつーから、下校したらすぐに来たんだぜ?」
「そうだったんですか……」
本多君は自分のことなのに、笑い飛ばした。
そこまで、私のことを心配してくれたんだ……。
「……! あ、あの……っ」
「ん?」
「ちっ、近いです……っ」
今、思えば、本多君との距離が近い……っ!
「そ?」
「風邪、移っちゃいます……っ」
顔を背けて、なんとかその事態から免れるようにする。
けど……、顎を持たれて、無理やり向き合わせられる。
「そうだったんですか……」
本多君は自分のことなのに、笑い飛ばした。
そこまで、私のことを心配してくれたんだ……。
「……! あ、あの……っ」
「ん?」
「ちっ、近いです……っ」
今、思えば、本多君との距離が近い……っ!
「そ?」
「風邪、移っちゃいます……っ」
顔を背けて、なんとかその事態から免れるようにする。
けど……、顎を持たれて、無理やり向き合わせられる。