レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
――1時間ぐらいして、お父さんはお姉ちゃんと一緒に帰ってきた。
リビングに向かい、椅子に座る。
「おかえりなさい……」
「ただいま。1人で大丈夫だったか?」
「うん……。えっと、友達が来てくれたから、さっきまで看病してもらっちゃって……」
お父さんには、まだ本多君のことを知らせていないから、そういうことにした。
「そういえば、本多君と会ったよ?」
「? 誰だ、本多って」
咲良お姉ちゃんが出した名前に、お父さんは食らいついた。
「あ、あのねっ……」
「未良の彼氏だよ」
お姉ちゃんは私の思いを代弁してくれた。
「……未良の?」
お父さんはお姉ちゃんを見たあと、私にゆっくり振り向く。
リビングに向かい、椅子に座る。
「おかえりなさい……」
「ただいま。1人で大丈夫だったか?」
「うん……。えっと、友達が来てくれたから、さっきまで看病してもらっちゃって……」
お父さんには、まだ本多君のことを知らせていないから、そういうことにした。
「そういえば、本多君と会ったよ?」
「? 誰だ、本多って」
咲良お姉ちゃんが出した名前に、お父さんは食らいついた。
「あ、あのねっ……」
「未良の彼氏だよ」
お姉ちゃんは私の思いを代弁してくれた。
「……未良の?」
お父さんはお姉ちゃんを見たあと、私にゆっくり振り向く。