レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
「それより、どんな子なんだ?」

「え……? えっとね、本多優貴君って言って、すごくかっこいいの……。でも、優しくて……」

第一印象は怖くて、ちょっと近寄りがたい存在だった。


でも、だんだん知る機会が増えて、好きになってる自分がいた。

そして、恋愛指導っていうのがきっかけで、もっと本多君のことを知ることができた。


「私にとって、大好きな人なんだ……」

「……そうか。機会があるときに、俺にも紹介してくれよ? 一度、見ておきたい」

「わかった……」

お父さんに、気に入ってもらえたらいいなぁ……。


私は久しぶりにお父さんと笑いながら、今日の夜を過ごした。
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