レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
*恋人の指導
「ほっ、本多君、……おはようございます……!」

「ん。はよ」

教室に入る直前、本多君がちょうどやってきたので、あいさつした。


私のあいさつに、本多君は優しい口調と微笑みで返してくれた。


「ちょっと、ちょっとー! さらに進展してるんだけどー」

「へ? あ、実保ちゃん、おはよー」

「あ、お、おはよう……。って、だから、本多とまた進んでるし!」

実保ちゃんは私のペースに流されそうになったが、すぐに本題に戻った。


「そう見えるの?」

「そう見えるのって……。思いっきしわかる!」

 ……本多君は少しずつ、私のことを認めてくれてるのかな……?
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