レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
* * *
「……本多君。いますか?」
私たちだけの指導室に入る――けど、本多君はまだいなかった。
どうしたんだろ……。
「あっ、菅原? 今、来たのか?」
「あ、本多君。はい、そうです」
「悪ぃ。ちと梶原先生に呼ばれてて」
「そうなんですか」
そう言って、本多君は椅子に腰かけた。
「今日は指導しねぇんだ」
「え?」
「……明日さ、遊園地行かね?」
「遊園地……ですか?」
いきなり振られた話題だったから、思わず聞き返してしまった。
「明日はカップルの指導をしようって思ってな」
「へっ!?」
か、カップル……!?
「ほら、男に関しての知識も得られるシチュエーションだと思ったから。……無理か?」
「……本多君。いますか?」
私たちだけの指導室に入る――けど、本多君はまだいなかった。
どうしたんだろ……。
「あっ、菅原? 今、来たのか?」
「あ、本多君。はい、そうです」
「悪ぃ。ちと梶原先生に呼ばれてて」
「そうなんですか」
そう言って、本多君は椅子に腰かけた。
「今日は指導しねぇんだ」
「え?」
「……明日さ、遊園地行かね?」
「遊園地……ですか?」
いきなり振られた話題だったから、思わず聞き返してしまった。
「明日はカップルの指導をしようって思ってな」
「へっ!?」
か、カップル……!?
「ほら、男に関しての知識も得られるシチュエーションだと思ったから。……無理か?」