【完】新撰組と2人の少女

池田屋に到着すると、
そこは血の海になっていた





凛「……あれは!!」







優烝「凛ッ!?」







凛を追いかけると、
池田屋から永倉が藤堂を担ぎながら出てきた







凛「新にぃ!!平助!!」








永倉は声のした方を振り向く








新「凛!?と優!?それと山崎!!」







烝「ついでみたいに言わんといて下さいよ」







山崎のツッコミは見事にスルーされた







凛「平助!?どうしたの!?」







凛が藤堂に近づき、永倉に聞く







新「敵に斬られたんだ

すまねぇが、平助のこと頼んでいいか?」







凛「それはいいけど……新にぃ、手どうしたの!?」







永倉の手からは、血が滴っている







新「あぁ、こんなの平助に比べたらかすり傷だ!!

じゃ、俺戻るな」







そういって池田屋の中へと入っていった







優「沖田さん……」







優が池田屋を見つめながらつぶやいた







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