【完】新撰組と2人の少女

明「なんや、楽しそうですね
邪魔してしもて……」





歳「いや、大丈夫だ」






部屋が静かになる






明「このお座敷を任されました明里申します

それと……」





部屋にもう2人現れた






永倉、原田、藤堂以外は、みんな笑いを堪えていた





烝「葵(アオイ)と申します」






凛「華(ハナ)と申します」







平新左「ッ!?」





期待通りの反応に近藤らは笑いたかったが、気合いで堪えた






総「華ちゃん、平助にお酌してあげなよ」





沖田はニコニコしながら言う





平「俺ッ!?」





突然の指名にテンパる藤堂





凛「はい!!」






凛は藤堂の横に座る





実際、凛は藤堂を騙してるみたいで罪悪感を感じている……のではなく、この状況を誰よりも楽しんでいた





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