【完】新撰組と２人の少女

お出かけ

私たちは、朝餉を食べてから呉服屋に来ている



優｢わぁぁ、着物がいっぱい……｣



優は着物を眺めながら独り言をつぶやく




総｢くくッ 優ちゃん決まった？｣




沖田は笑いを堪えて優に近づいた




優｢いっぱいあって迷いますねぇ……｣




優は着物に目をやりながら言った





総｢じゃ、僕が選んであげるよ!!｣




沖田が優のために選んだのは、黒の大人っぽいやつが３着と紫色の着物２着、白に青が混ざった着物１着だった




優｢どれも、素敵ですね!!｣



優は沖田が選んだ着物を嬉しそうに見て言った




総(完全に僕好みなんだけど、優ちゃん気づいてないしいっか!!)




優｢凛!!決まった？｣





優が凛に声をかけるとまだ選んでいた