【完】新撰組と2人の少女
「りーん!!」


優は息を切らしながら近づいてきた




「優、遅いよ」




「ごめん、ごめん」




「新幹線乗り遅れるかと思ったよ」




「間に合ったんだからいいでしょ」






(予想はやっぱり当たったか)



凛は呆れてため息をついた




「じゃ、いこっか」




優は、自分のせいで新幹線に乗り遅れそうになったのに、さっさと歩いていってしまった






(さきが思いやられる……)




そう思いながらも、凛はかけ足で優の後を追った



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