【完】新撰組と2人の少女
凛「原田さーん、います?」
凛は原田の部屋の前で尋ねた
左「いるぞー」
原田は落ち込んだ声で答えた
凛「入りますよ」
凛が入った途端、
左「うわぁぁぁあ!!凛じゃねぇか!!」
原田は凛から遠ざかる
凛「失礼ですねぇ、人の顔見るなり避けるなんて」
今の原田の行動に凛はイラッとした
左「俺の部屋に入るなぁ!!近づくなぁ!!」
原田がそう言った後、
ブチッ
凛「おい、原田ァ、てめぇ、誰に向かって近づくな、なんてほざいてんだ?あ゛ぁ!?」
凛は案の定キレた
左「ひぃぃやぁぁあ!!!」
原田はへっぴり腰で一目散に部屋から出た
凛「ゴラァァ!!待て、コノヤロォォ!!」
凛の怒鳴り声を聞いて、
歳「……やっぱり」
優「……ははッ」
総「左之さん、逃げ切れるかなぁ」
平「左之さん、ご愁傷様……」
凛の豹変ぶりに気づかなかった人たちは頭に?マークが浮かべていたため、3人がつぶやいた言葉は理解できなかった
この後、結局原田は逃げ切れず、凛は気が済むまで殴り続けたのだった
左「凛……こぇぇ」
もちろん、次の日の凛は原田を呼びにいったところから記憶がないのであった