【完】新撰組と2人の少女
私たちは新幹線に乗り込んだ




「そういえば、京都着いたらまず何すんの?」




優は首をかしげながら聞いてきた




「京都と言ったら着物でしょ!!」




凛はワクワクしながら答える




歴史好きな凛は着物で京都を歩くのが夢であった




「着物かぁ…… あたしも着てみたいかも!!」





優は着物に興味はなかったが、凛があまりにも目を輝かせて言ったためかちょっと着てみたくなった




「決まりね」





「じゃ、その後は?」





優はやっぱり首をかしげて聞いてきた





「新撰組屯所に行ってみたいんだよねぇ」





凛は新撰組が大好きで、京都に行くなら屯所にはどうしても行っておきたかった




「じゃ、せっかくだし行こうよ」




優は凛の気を知ってか頷いた





「うん!!」





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