【完】新撰組と2人の少女
凛「とりあえず、平助は部屋に戻ってくれるかな?」





凛は藤堂を引きはがそうとした……が






平「やだ、やだぁぁ!!凛と一緒にいるの!!」






そう言って抱きしめる力を強める






凛(〜〜ッ!! 平助も優と同じパターンかぁぁぁ!!可愛すぎるぅぅう!!)







平「凛は俺といるのイヤ?俺、邪魔なの?」






藤堂は瞳をうるうるさせながら凛に聞く







凛「うぅ〜ッ 分かったよ!!分かったからそんな目で見ないで〜」






凛は藤堂のうるうる攻撃には勝てなかった








凛「じゃ、気を取り直して沖田さんの部屋に行こうか」





平「おう!!」







凛「…………」








凛「平助く〜ん、この状況じゃ、歩けないなぁ」







凛に、今だ藤堂は抱き着いていた








平「だって、凛あったかいんだも〜ん でも、これじゃ歩けないね〜 はいッ!!」





そう言って手を差し延べてくる






凛「へ?」






凛はその意味が分からず、放心状態







平「ん」







藤堂は凛の手をとって歩きだした








凛(うわぁぁ、平助と手つないでる〜 手汗大丈夫かな)






凛も平助が熱で心配なのにもかかわらず、この状況を楽しんでいたのだった






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