【完】新撰組と2人の少女
凛が台所につくと
凛「!! 一にぃ!?」
そこには、斎藤がいた
一「おはよう」
斎藤はなんとも爽やかに微笑みながら言う
凛「おはよ!!一にぃ、もう朝餉作ってるの?」
凛は腕まくりして斎藤の隣に立った
一「優が寝込んでいると聞いて、凛がひとりでは大変だろうと思ったから手伝いにきた」
斎藤は手を動かしながらも答える
凛「ありがとう!!平助と優のお粥も作らなきゃいけないから大変なんだよね」
凛は苦笑いしながら答える
一「じゃ、早く作ってやらねばな!!」
凛「うん!!」
斎藤と凛は再び手を動かした
凛「よーし!!できた!!一にぃ、ありがとね」
満面の笑顔でお礼を言う凛
一「いや、俺は手伝いしただけだ じゃ、さっさと運んでしまうか」
斎藤と凛は、テキパキと広間に御膳を運んでいく
「終わりー!!疲れたな じゃ、一にぃ、凛と平助にお粥おいてくるから先に食べててー」
一「分かった」
凛は、まず藤堂の部屋へ行った