【完】新撰組と2人の少女

捕縛


優たちが体調をくずしてからしばらくして、







凛「なんか騒がしくない?」





優「本当ね」







早朝だというのに、騒がしかった







凛「なんだろう……? あ、烝にぃだ!!」







凛は目をキラキラさせながら言う







烝「おッ!!久々やなぁ!!」







優「お久しぶりです!!山崎さん最近屯所で見かけなかったですけどお仕事だったんですか?」






優は山崎に聞く








烝「そうや!! 今日はいろいろ大変やな」







凛は、山崎の言葉にはッとした







凛「烝にぃ、今日何日だっけ?」







山崎は首をかしげながら






烝「6月5日やけど?」






山崎の答えに凛は考えるように黙りこんだ







優「凛、どうしたの?」








凛「ん?あ、ごめん ちょっと考え事してた」






凛はそう言うと、また黙り込む







烝「じゃ、わいはこれで!!」






山崎はそう言うと、去っていった






凛(……たしか、池田屋事件って6月5日だったような)









凛が考えていると、悲鳴が聞こえた








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