【完】新撰組と2人の少女
藤堂が部屋に戻ると
優「ん……、はっ!?寝ちゃった」
優が起きたようだ
平「ごめん、起こしちゃったか
つーか、凛爆睡だな!!」
藤堂は笑いながら言った
優「よっぽど疲れてたんだよ
明日まで起きないかもね
熱も下がってないし」
優は手ぬぐいを水で冷やし凛のおでこにのせる
平「そっか……」
藤堂は心配そうにいった
優「平助くんは、どこか行くの?」
優の問いに間があいてから藤堂は答えた
平「見回りみたいなもん」
優「気をつけてね
じゃ、沖田さんも見回り?」
優は言った
平「ん?あぁ、総司も一緒だよ」
優は立ち上がった
優「沖田さんのお見送りしてくる」
そう言って、部屋をでていった
平(あれ?優ってもしかして……)
藤堂は優の気持ちに気がつき小さく笑った
平(お互い頑張ろうな)
心の中でそう言うと、
藤堂は準備をして
平「じゃ、行ってくるな」
そう言って、凛の頬に口づけをして部屋をでていった