【完】新撰組と2人の少女
沖田の部屋ーーーー
総(あーぁ、優ちゃんに会いたいなぁ)
そう思いながら準備をしていると、
ガラッ
優「沖田さん!!」
沖田はびっくりして声がでなかった
気が付くと沖田は優を抱きしめていた
優「お、沖田さん!?」
優の慌てた声で沖田は我に返ったが優を抱きしめたままでいた
総「もう少し、このままで」
そう言って沖田は抱きしめる力を強めた
優「これから見回りなんでしょう?気をつけてくださいね?」
平助くんに聞きましたと優は言った
総「…………」
優「沖田さん?」
突然黙り込む沖田
総「…………優ちゃん、好きだ」
優「……え?」
優は聞き返した
総「もう帰れないかもしれない……だからこの気持ちを伝えておきたかった」
沖田は真剣に言った
総「君が好きだ」
沖田は優に返事を求めるように言った
優「わ、私も……沖田さんが……好きです!!」
沖田は優の返事を聞き、微笑んだ
総「ま、絶対生きて帰ってくるけどね!!」
そう言って意地悪そうに笑った
優「も〜!!当たり前です
絶対私のところに帰ってきてくださいね」
2人は引き寄せられるように口づけを交わした
総「……じゃ、行ってくる 優」
沖田の突然の呼び捨てに優は顔を赤くしながら
優「いってらっしゃい!!」
そういい、沖田は軽く口づけをして部屋をでていった